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保育園・幼稚園における保護者との連携入門
――発達に気がかりのある子どもの保護者理解
武居光 編

A5判 116ページ 
定価 本体1,100円(税込)
2020年10月31日発売

(はじめに)この本は、保育園や幼稚園の先生方の、「発達のおくれや偏りを保護者にどう伝えたらよいのか?」という悩みの問題解決について、保育士の視点、臨床心理士の視点、ケースワーカーの視点などを並べて、多角的に考えてみようという内容です。
加えて保護者の経験と視点を紹介したくて自閉症者の親御さんにも執筆をお願いしました。
また、これは子どもだけの問題ではなく、日本の保育のあり方についても検討する必要性があると思ったため、たてわり保育・多文化共生保育の実践園の朴園長へのロングインタビューも収録しました。
一生懸命になるということは、これしかないという視野狭窄が伴います。また即決願望の焦りの虫が騒ぎ始めるともはやサポートどころではありません。タイトルを連携入門としたのは、それぞれの相手の歩調を理解することが連携の第一歩だからです。
パラリと開いたどこかのページから、ご自分にあったアプローチが見つかり、無理のない連携が始まるといいなあと思います。  
 (川崎・砂子研究会 Q&Aグループ代表 武居光)

◎もくじ
はじめに

  1. 第一章 保護者へ子どもの気がかりを伝える

1.子どもの発達の気がかりを伝える(田中三華、豊田純子ほか)
コラム「保護者等と連携した子育て支援の必要性」(武居光)
2.小さな療育とその可能性(岩崎厚子)

  1. 第二章 幼児期を振り返る~私を支えたもの

1.子どもの障害受容は1000回した(山口一美)
2.支えは子どもをかわいがってくれる保育士(川嶋恵子)

  1. 第三章 保護者支援の取り組み

1.親子通園での保護者支援の取り組み(荻野ます美)
2.訪問療育から気づいたこと(中尾紀子・船岡牧子)

  1. 第四章 保護者との連携 Q&A(砂子(いさご)研究会Aチーム)
  2. 第五章 ロングインタビュー:

一斉保育から混合保育そして多文化共生保育へ(朴栄子)


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